失敗しない工務店のWeb集客方法とは?今の時代だからこそ知るべき対策
工務店を経営していくにあたり、どうやって「集客」するかが重要なポイントとなります。
とはいえ、実際は集客にお困りの工務店経営者の方は多いのではないでしょうか。
とくに、インターネットが普及した昨今は、さまざまな方法があるので、まずなにからはじめればいいかわからない方が多いでしょう。
そこで、今回はWeb集客を得意としているCUBICBITが、「工務店の集客で必ずやるべき3つのポイント」をテーマに工務店経営者様向けにわかりやすく解説します。
✔工務店ではWebとアナログ集客の組み合わせが大切
✔工務店の集客のベースは現状分析やブランディングが重要
✔SEO対策やホームページ制作・リニューアルが必要
工務店の集客の成功のポイントとは
工務店の集客といっても、実際にどういう対策をすればいいかわからない方が多いのではないでしょうか。
ここでは、工務店の集客の成功のポイントを見ていきましょう。
Webとアナログ集客を掛け合わせよう
工務店の集客では、従来のアナログ的な集客に加え、Web集客を併せておこなうことが大切です。
これまで通り、ダイレクトメールやチラシを使ったアナログ的集客は、年齢に関係なく幅広い層にアピールできます。
一方、ホームページのほか、インスタやTwitterといったSNSを使ったWeb集客も昨今のビジネスにおいては、必要不可欠な存在といえるでしょう。
今や、ホームページを持っていない企業がないといっていいほど、企業規模にかかわらず自社のホームページを所有しています。
そして、自社ホームページからの集客率は、増加傾向にある、今後もますます増えていくことが予想されるでしょう。
そのため、工務店ではアナログ集客に留まらず、ホームページやSNSを使ったWeb集客が必要になるのです。
マーケティングの基本をおさえ実践しよう
大企業をはじめ、一部の中小企業では、「マーケティング」こそが集客の重要なポイントと考えられています。
そもそも、マーケティングとは、「商品が売れる仕組みをつくること」であり、お客様の気持ちやニーズを調査したうえで、商品や販売方法を検討するためのプロセスと理解しておけば問題ないでしょう。
あまりなじみのない言葉わかりでわかりにくいかもしれません。
わかりやすくいうと、「お客様がどういったものを求めているのか」をじっくりと考えること自体がマーケティングそのものなのです。
つまり、どういったものを求めているのかを把握したうえで、商品やサービスを提供すれば、売上につながるという仕組みです。
工務店の集客では、まず「マーケティング」の基本をおさえるところからはじめましょう。
工務店の集客における3つのステップ
工務店の集客を確立するためには3つのステップに沿って進めていくことが大切です。
ここでは、3つのステップについて詳しく見ていきましょう。
ターゲット層とペルソナを明確にする
注文住宅やリフォームなどを手がける工務店では、ターゲット層やペルソナを明確にするところからはじめましょう。
ターゲット層とは、わかりやすくいうと、自社の魅力を伝える対象となる顧客層のことです。
注文住宅やリフォームといった「家づくりに関するサービス」を、すべての層をターゲットにするのは非常に難しく、ある程度、ターゲットを絞ることが大切です。また、ペルソナもターゲット層とほとんど同じ意味であり、自社商品やサービスのターゲットとなる架空の人物像をイメージしてもらえばわかりやすいでしょう。
たとえば、大手住宅メーカーの積水ハウスや三井ホームは比較的年齢が高い富裕層をターゲットとしている一方、ローコスト住宅メーカーのタマホームでは若い世代をターゲットにしていることがわかります。
自社は、どういったターゲット層を狙いたいのかをじっくり検討することが大切なのです。
工務店の現状を分析して課題を把握する
自社商品のターゲットやペルソナを明確にしたうえで、「今かかえている課題」を詳細に分析することが大切でしょう。
というのも、そもそも何が課題なのかを理解していなければ、何をどのようにして解決すればいいかが見えてこないのです。
現状分析にはさまざまな方法がありますが、「SWOT」を使うことが一般的です。
SWOTとは、”Strength(強み)” “Weakness(弱み)” “Oppurtunity(機会)” “Threat(脅威)”の頭文字を取ったものであり、自社の強みや弱みを把握することに加え、機会や脅威を理解することがポイントとなります。
つまり、工務店において、どういったところが強み・弱みなのか、そして、社会情勢などを鑑みたときに、どのようなタイミングがベストなのかなどを、しっかりと理解することが必要になります。
たとえば、「強み:全棟耐震等級3」、「弱み:工期が長い」、「機会:こどもみらい支援事業(補助金)」、「脅威:注文住宅検討消費者の減少」といったように、分けることができます。
工務店のブランドやコンセプトを確立する
工務店の集客においては、自社のブランドやコンセプトを確立することが大切です。あまりイメージしにくいかもしれませんが、たとえば大手ローコスト住宅メーカーのタマホームの場合、「ローコスト住宅」というのを全面的にアピールしており、それをコンセプトに集客しています。
一方、住友林業では、社有林を所有していたり、ビックフレーム構法による大空間を実現していたりなど、「木」に対するこだわりをブランド化しています。
工務店でも大手ハウスメーカーと同様に、自社のブランディングが必要不可欠となるでしょう。
たとえば、「100%国産材を使用」「全棟気密測定を実施」といったように、アピールできるものを検討することが大切です。
とはいえ、どういったものをコンセプトにすればいいか、わからない方も多いのではないでしょうか。
CUBICBITでは、Web集客につなげられるように、ブランディングやコンセプト作りのサポートもおこなっています。
工務店の集客でやるべき3つの基本
工務店の集客ではブランディングやコンセプト作りに加え、現状分析などが必要不可欠です。
とはいえ、具体的にどういった方法で集客していくのか、気になる方が多いでしょう。
ここでは、工務店の効果的な集客方法として、「SEO対策」「ホームページ」「MEO対策」を解説します。
SEO対策
SEO対策という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。
ただ、あまりなじみのない言葉なので、具体的にどういった意味なのかわからない方も多いでしょう。
SEO対策とは、「検索エンジンで上位表示されるための対策」と考えていただければ問題ありません。GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、キーワードを入力すれば、そのキーワードに関係するホームページや記事が表示されます。
ただし、キーワードによっては、非常に多くの記事が存在しているので、上位に表示されるのは、ほんの一握りなのです。
たとえば、「工務店 おすすめ」というキーワードにヒットするホームページや記事の数は約8,460,000件です。
とはいえ、すべての記事を閲覧するのは現実的ではなく、多くのユーザーは1~2ページ目(15件未満)しか確認しません。
そのため、可能な限り、自社のホームページやブログ、コラムを上位に表示させることが大切であり、上位表示させるための対策こそがSEO対策です。
MEO対策
SEO対策と似ている言葉に「MEO対策」というものがあります。
MEO対策とは、Googleマップ上に自社情報を表示させるための対策です。
MEO対策をしっかりおこなうことで、自社情報がGoogleマップ上に表示されやすくなり、ユーザーに見つけてもらえる可能性が高くなります。
工務店やハウスメーカーのように店舗や展示場がある形態の業種では、Googleマップを活用することは非常に効果的なので、すぐにでもMEO対策をおこないましょう。
ホームページ
工務店のデジタルな顔ともいえるのがホームページです。
昨今は、「まずホームページを見る」という言葉があるくらい、ホームページが集客の重要な要素となっています。
もちろん、「ホームページがあるだけ」では、効果は薄いです。
というのも、工務店の集客においては、ホームページの存在というより、ホームページの質が大切なのです。
見た目だけにこだわりすぎて、しっかりと集客の動線ができていなかったり、スマートフォンに対応していなかったりでは、意味がありません。
また、SEO対策を意識したホームページ制作でなければ、効果が出にくいでしょう。
とはいえ、ホームページ制作には費用がかかります。
大手制作会社にホームページ制作を依頼すると200~500万円以上かかることも珍しくありません。しかし、工務店の集客において、そこまでの費用をかけるのは難しいでしょう。
昨今はフリーランスの方で3~5万円程度でホームページ制作をしているケースもありますが、クオリティを期待できない場合があり、結果的にホームページ再制作して費用がかかってしまったというケースも少なくありません。
もちろん、フリーランスの方でも、高度な技術を持っており、大手と変わらないくらいのクオリティのホームページを制作している方もいらっしゃいます。
しかし、そういった方に依頼する場合、どうしても費用が高くなってしまうでしょう。
工務店のWeb集客をトータルでサポートしているCUBICBITなら、コストを抑えながらも、しっかりとSEO対策をおこなった効果のあるホームページ制作が可能です。
工務店やハウスメーカーのホームページやSEO対策の実績が数多くあるので、さまざまな視点からご提案させていただきます。
集客につなげるための対策
しっかりとホームページを作り込み、SEO対策をおこなって、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示されたとしても、そこから問い合わせにつながらなければ、効果的な集客とはいえません。
Webから問い合わせにつなげるためには、主に3つ対策をおこなう必要があるでしょう。
工務店の集客にはコラム・ブログが大切
ホームページ上では、さまざまなコンテンツを投稿・更新できます。
昨今は、スタッフブログやコラム記事を更新することが主流となっており、工務店やハウスメーカーでも採用するケースが多くなっています。
コラムやブログを更新する最大のメリットは、検索にひっかかりやすくなるということです。
つまり、コラムやブログ自体もSEO対策の一貫となるのです。
とはいえ、やみくもに投稿・更新すればいいわけではありません。
コラムやブログを更新するときは、SEOの正しい知識をベースにしたうえで、記事を書いていく必要があります。
実際、Web集客に成功している工務店では、コラムやブログを外注してプロのライターに書いてもらっているケースが非常に多いです。
また、ブログというのは、自社のアピールにもつながるといったメリットがあるでしょう。
ブログがあれば、ホームページからでも、工務店の雰囲気やコンセプトが伝わりやすくなるので、自社をアピールできることに加え、結果的に集客につなげやすいのです。
なお、CUBICBITでは、建築業界の知識を持ったプロのライターが多数いるので、工務店の集客を効果的におこなうためのブログやコラムの執筆代行も可能です。
工務店の施工事例のコンテンツを増やす(ホームページ)
ホームページを運営するうえで、施工事例のコンテンツを増やすことは大切です。
「この工務店は実績あるの?」と疑問に思うユーザーは少なからずいます。
そのため、過去の実績を定期的に更新しましょう。
もちろん、タイミングによっては、更新する事例がないときもあるかもしれません。
そういったときは、別の方法があるので、ぜひCUBICBITにご相談ください。
SEO対策で集客する
SEO対策はホームページの中で最も重要な対策といっても過言ではありません。
しかも、一度対策すればいいというわけではなく、定期的に見直して更新していく必要があるのです。
というのも、競合サイト(競合の工務店やハウスメーカー)がSEO対策をすれば、それよりも効果的な対策をおこなわなければならないのです。
また、Googleが上位表示するための基準を変更する可能性もあるので、あらためて対策が必要になります。
Web集客を効果的におこなうためには、定期的にSEO対策をおこなうことが必須であり、今後はSEO対策をしている工務店とそうでない工務店との二極化が進むかもしれません。
工務店を選んでもらうための対策
次に工務店を選んでもらうための対策を見ていきましょう。
集客につなげるにはホームページに「信頼感」をプラスアルファ
ユーザーが求める情報を提供するために、会社情報や施工事例、料金プラン、お問い合わせフォームなどを掲載することはもちろん、ホームページのデザインが見やすく、使いやすいことも重要です。
さらに、集客につなげるための「信頼感」を付け加えましょう。
「信頼感」というと、ざっくりしていて、具体的にどうすればいいかイメージしにくいかもしれません。
しかし、会社情報や社長挨拶、スタッフ紹介や施工事例が掲載されているだけでも、「信頼感」につながります。
まとめ|工務店の集客につなげる効果的な方法
工務店の集客ではホームページ制作・リニューアルに加え、SEO対策やMEO対策が必要です。
また、Web集客のベースにあるのが、現状分析やブランディング、コンセプトの確率といえるでしょう。
ひとえに工務店の集客といっても、簡単なものではありません。
やはり競合の工務店やハウスメーカーがあるからこそ、しっかりと対策をしなければ効果が出にくいのです。
とはいえ、自社だけで完結するには非常にハードルが高いのではないでしょうか。
CUBICBITでは、これまでに多数の工務店やハウスメーカーのサポートをおこなった実績があり、建築業界の知識を豊富に持ったエンジニアやライターがホームページやコラム、ブログなどのコンテンツ作成をおこないます。
工務店の集客にお悩みの方は、ぜひCUBICBITにお任せください。